蓄膿症への薬の効果


ここでは薬を市販薬と病院から処方される薬、そして漢方薬の3つに別けて、 蓄膿症を改善するのにどのように効果が出てくるのかを述べてみます。


【市販薬】

まず、市販薬ですが、実はお隣の中国では日本の市販薬はなかなか評判が良いようです。 日本を観光で訪れる多くの中国人が日本のドラッグストアでまとめ買いをしています。 

中国の方に言わせると、中国の市販薬は効き始めるのに3日かかるが、日本の 薬はその日から効き始めるそうです。 特に頭痛薬や筋肉痛緩和は人気のようです。
 
市販薬は日常によくある体調不良程度のことには役に立ちます。

しかし、症状が酷かったり、あるいは既に慢性化している場合には役に立つものではありません。

市販薬は医師の処方がなくてもだれでも買えるという利便性と副作用が少ないという安全性が ある反面、薬の作用はある適度、限定されています。

急性副鼻腔炎にかかった頃でしたら、漢方系の市販薬なら多少の効果はあるかもしれませんが、 3週間〜4週間ほど服用して治らないのであれば、市販薬を継続しても治る見込みはないと言えるでしょう。


【病院から処方される薬】

次に市販薬より作用が強い病院から処方される薬であれば蓄膿症(慢性副鼻腔炎)を治すことが できるのでしょうか。

現在の蓄膿症の薬は細菌を叩く抗菌薬を中心として、その他にも去痰剤などが使われています。

急性副鼻腔炎にかかってから1ヵ月以上たった人に対しては、どのような薬を組み合わせたとしても 治せないことのほうが多いようです。

患者さんは医師からは治るのに2、3カ月はかかると言われるので待つのですが、やがて それを過ぎても治らないという現実にぶち当たります。

そして、ご自分が症状を落ち着かせる薬のためだけに通院しているようだと気づいた頃から、 根本的に治す方法はないのかと考えるようになり、漢方薬なら自然治癒力を高めるので良いのでは ないかと思うようになります。

それでは次に漢方薬でしたら蓄膿症に対して効果を出せるのかについて述べていきます。


【漢方薬】

漢方薬を飲んで症状が凄く楽になった、あるいは治ったという話はよく聞きます。

漢方薬は蓄膿症(慢性副鼻腔炎)ならこの薬といった具合に出されるのではなく、あくまで患者さん 個人の状態に応じて出されるものです。 そういう点では薬草自体の効力もさることながら、 処方する人の腕にも依ることになります。

ただ、欠点としては費用が高いということでしょうか。

それと注意したいのは治っているように見えても、漢方薬を止めるととたんに戻ってくることが あるということです。

こういう場合、確かに漢方薬は効いているのです。

しかし、蓄膿症の当の本人がこれまでの不調を維持してきた不適切な食事を何も変えないのでは 蓄膿症を維持しているのと同じことですから、漢方薬が無くなれば元に戻るのは当然のことです。

きちんとした漢方医は薬だけでなく、日常の食事にたいしても適切なアドバイスをするものです。

【蓄膿症改善マニュアル】

私の蓄膿症改善マニュアルを使った方の中にも漢方薬を利用してこられた方は多くいました。

しかし、前述のとおり薬が切れると症状が戻るのです。 結果として薬代だけが消えたようなものです。

そこで蓄膿症の人がとるべき食事をマニュアルに従がって行うと、蓄膿症の原因である粘液が減り、免疫力が上がってくるので、漢方薬との相乗効果で改善がどんどん進んでいくのです。



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